桃太郎伝説でおなじみ、岡山

吉備津神社や絶壁にそびえる鬼ノ城など、何かと昔話・桃太郎と縁が深い地、岡山県。倉敷美観地区や、岡山城・後楽園など、みどころがたくさんあり、一日では回りきれないほど盛り沢山なスポットが集約されたエリアです。その中でも、兵庫県の姫路城や滋賀県の彦根城と並んで、復元城ではなく貴重な現存するお城として全国に数えられている「備中松山城」を今回はピックアップします。 岡山県は高梁市にある山城(平地ではなく山中にあるお城のこと)で、軽い気持ちで登城しようと思うと、険しい山に阻まれてしまうので、注意が必要です。必ず軽装かつ歩きやすい靴と服装で挑むようにしてください。夏場の登城は特に、汗だくになるので要注意です。

その貴重さはもちろん、到着時の達成感も格別!

ふもとから登城すると1時間はゆうにかかります。それもそのはず、標高430メートルの臥牛山の山頂にそびえるお城だからです。当時の城へ攻め込もうとした武将たちも、この険しさに苦しめられたことでしょう。道中には、お殿様からのメッセージとおぼしき立て札があちこちに立てかけられており、励まされます。 登りきったあとは、貴重なお城の中へ。他の12天守とはまた異なる構造で、備中松山城ならではの個性も楽しめます。 また、11月の中旬から下旬にかけて訪れるなら泊まりがけで行くことをおすすめします。話題の、竹田城跡や大野城などと同じく、朝霧の中天空に浮かぶお城のような幻想的な風景が、ここ備中松山城でも堪能できるからです。